ストレス過多が原因で、うつ病が増加傾向になるのはご存じかもしれません。

 

ストレス過多とは別で、更年期でホルモンのバランスが崩れて、それまで非常に優しくて明るい性格だった人が、急にネガティブな性格になるという感じのことがあります。

 

抗うつ剤のSSRI(SNRI)は、ホットフラッシュにも有効で、更年期障害の症状でうつが強く出ている方に処方されます。

 

心理テストをやってみた結果、婦人科から心療内科、精神科を紹介してもらって相互に情報共有して治療してもらうというケースもあります。

 

ひどく辛い状態の更年期の症状を、自分で改善していくのは難しいものです。

 

精神的なストレスを軽減することで精神神経症状の軽減は可能でしょう。

 

しかし、ホットフラッシュなどは自分でどうにか治療しようとしても無理です。

 

発汗やのぼせなどの血管の運動神経症状は自分の力で症状をなくすことはできません。

 

更年期での不調を自分でどうにか制御することは難しいのですが、運動や食事などの日常でストレスフリーになるよう努力すれば若干、軽減できるのではないでしょうか。

 

軽い運動をお考えなら、ウォーキングかスロージョギングがおすすめです。

 

軽い運動をするほうが気持ち的にも楽になるでしょう。

 

歳をとるにしたがって脳内物質の分泌や神経伝達の機能も徐々に減退していくのは、問題のない減少です。

 

HRTの開始年齢によっては、記憶関連の認知機能に良い影響がでるので、他にも更年期の症状が出ているケースでは、まずは、婦人科での受診が良いと思います。

 

しかし、アルツハイマー病などは遺伝的な要因が関連している場合も多々あります。

 

不安な場合は、脳神経外科などの専門機関で精密検査を受けることをおすすめします。

 

更年期を自覚している場合の尿漏れは婦人科もしくは泌尿器科がよいのではないでしょうか?近くに尿失禁外来がある場合は、そちらで診察を受けるのもよいでしょう。

 

更年期の尿失禁に詳しい医師が常駐しているかが重要なので、医療機関に直接、メールか電話で問合せもらうのが確かです。

 

まずは、かかりつけの病院か、なければ総合病院でよいでしょう。

 

本人の尿失禁の状態(漏れ具合、漏れる時の様子など)を問診されます。

 

脱ぎ着しやすい服装で検査を受けに行くとよいです。

 

後回しにしてしまわずに、検査は早めに受診しましょう。

 

更年期障害の治療は、婦人科でも専門的な更年期外来でも同じ治療が受けられます。

 

更年期外来の方が専門性がありそうだから何か特別な薬が処方されるというようなことはありません。

 

一般的な治療としては、HRT(ホルモン補充療法)が多いようです。

 

HRTはさまざまな不定愁訴に対して効果が高く、治療の負担が少ないので優れていると言えます。

 

しかしながら、過去の病歴によってはHRTは受けらないので注意が必要です。

 

また、ホルモン剤に対して抵抗がある人もいるので、そういう患者さんには漢方が処方されます。

 

漢方での治療を望む場合は、あらかじめ伝えておくか、電話で確認しておくとよいです。

 

漢方治療で更年期障害を緩和させる治療も一般的です。

 

とは言え、副作用がないわけではありません。

 

漢方治療の実績のある婦人科にかかりましょう。

 

漢方のデメリットは、飲む時間が「食間」がある場合があるので、仕事をしている人は飲むのを忘れてしまいがちになります。

 

薬にもよりますが、1〜3カ月は続けないといけない薬なので早目に症状を抑えたい場合はHRTを検討されると良いでしょう。

 

ですが、ホルモン剤はどうしても嫌だ、という女性はHRTはなんとなく恐い…という場合は漢方治療になります。

 

加味逍遥散は漢方での更年期障害の治療の中では代表的な漢方です。

 

更年期の症状にむらなく効くとされています。

 

漢方薬による更年期障害の治療はもう長くされていますが、長所として副作用のリスクが低いこと、と認められてます。

 

ホルモン療法では効果が期待できない症状にも効き目があるということです。

 

しかし、更年期の症状は程度は人によって全然違うので、その人の状態にあっている漢方薬を飲まねば症状が良くなることを期待することはできません。

 

更年期の治療に漢方薬をお考えの場合は、婦人科やレディースクリニックなどで診察を受けて処方された漢方を飲んでください。